お見積り・ご相談無料!お気軽にお問い合わせください。 0120-39-0804

塗装のお仕事ブログ | 公共・大規模工事の現場から

31 Mar 2015

発電機塗装2

1月で一度工事を中断し機械の組立てを待って再び3月に工事を再開致しました発電所の発電機塗装工事が無事終了し、お引渡ししてまいりました。

今回のリニューアルにより鮮やかなグリーンの発電機となりました。

こちらは冒頭の発電機が組みあがる前の写真です。

組み立ててしまえば塗れなくなってしまう箇所を先行して塗装して行きます。

これだけの大型機器ですから後から「あっ!あそこ塗り忘れた」では済まされません。

組立ての工事屋さんと何度も打ち合わせを繰り返し、組立てていく工程を頭に叩き込みながら塗装して行きます。

 

3月とはいえ、屋内での作業で塗装の作業現場としては恵まれております。

 

発電機の下の階にある、ケーシング・水車とよばれる箇所の塗装です。

狭隘な箇所も塗り残しがないよう留意して作業します。

更にその下の階にあるドラフト部分です。

内面は1月中にエポキシ系塗料を塗ってあります。

完成したケーシング・水車部分です。

ここに鉄管を通して大量のお水が入ってきてくるくる水車を回し銀色のパイプが回転して上の階にある発電機で電気を作ります。

何度経験しても長期に渡り点検や修繕が終わり無事再び水車(発電機)が動き始めた時の感動は何とも言えません。

こうして塗装によって機器が守られ北海道の電力の安定供給に寄与する事が出来た喜びは何物にも代えがたいです。

そうそう実は発電機が試運転を行い無事に動き始めた時は工事関係者で発電機にお酒を献上する習慣があるんですよ。

 

無論、弊社でも上げさせて頂きました。

ちなみに熨斗は「祝 初回転」と書きます。

水の神様の力を借りて水車が無事、回転した事に対する感謝と喜びの表れです。

この発電所は全部で3つの発電機がありますが残りの2つも順繰りグリーンにリニューアルして行くはずです。

またその折には工事に関れたなら工事屋としてこんなに嬉しい事はありません。

 

 

 

 

 

 

関連記事:公共・大規模工事の現場から