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Sep 2023
環境調和型変電所の塗り替え その1
異常な暑さもやっと一段落し秋の気配が見えてきました。(それでも現場は夏の気温ですが)
本日は環境調和型変電所と言って町中にある色彩計画を廻りの住宅と調和するよう考えて作られた都市型変電所の塗り替えの様子をご紹介です。
写真は環境調和壁といい中に変電設備が設置されており、その奥に見える本館が今回の工事の対象です。
足場の仮設からスタートします。
先に下に養生シートを敷いてあるのでスッキリ綺麗です。
二人一組で部材を運びながら足場を組み立てていきます。
その後メッシュシート、浸入防止の鋼板は取付完成です。
外壁の調査をします。
浮きやクラックを打診検査しマーキングしていきます。
音と手にくる「感覚」が全ての職人の技です。
ここでのしっかりした調査が今後の建物を守る大切な足掛かりとなります。
黄色はエポキシ注入する箇所、白色はVカット+シーリングのマーキングです。
半日近く掛けて綿密に調査します。
調査が終わるとコーキングの撤去から始まります。
カッターを入れ、電動工具で溝をきれいにします。
ここをきれいにしないと新しいコーキングを打っても効果半減です。
地味で誰の目にも触れませんが大切な仕事です。
さあ秋本番、次回から本格的な工事の様子をご紹介させて頂きます。