マンション大規模修繕
連日の猛暑! 毎日が真夏日で現場は熱中症対策で大変です。
今日は間も無く竣工間近のマンション大規模修繕の様子をご紹介。
脆弱化している塗膜を除去していきます。
実に2000㎡。ここで見逃しがあると後で大変な事になるのでチェックしながら作業します。
ケレン後は高圧洗浄ですが今回はタイルの洗浄をする美装屋さんにそのまま壁もお願いしました。
塗装前に養生にかかります。
タイル面との取り合いは塗料がもぐり易く気を使います。
下塗りのフィーラーを塗装します。
軒裏は長柄というアタッチメントを付けての作業ですが、面積が面積だけに腕、そして見上げている首が痛くなります。
塗膜が剥離し模様がない部分にはマスチックローラーで模様をつけます。
周りの模様に合わせながら転がしていきます。
上塗りももちろん長柄です。手元の感覚と先端のローラーの感覚が常に一緒であると綺麗に仕上がります。
外壁タイルとの取り合いは電動ガンを使って吹きつけます。
ラインも綺麗に出て塗料の潜りも少ないからです。
養生を剥がし掃除を行います。
テープの糊や塗料が入りこんでしまった部分を根気良く清掃します。
最後に隔板の塗装です。フチにマスキンテープを貼っていきます。
述べ床面積2,300坪の10階建てマンションの大規模改修。
もちろん塗装だけではなく、タイル張りやコーキング、屋上防水・バルコニー防水などなど多種にわたる工種が入り混じり足場もブロック毎に行い、この猛暑の中なかなかハードでありましたが
スタッフの力でやりきってくれました。
懸念されたタイルとの取り合いもご覧の通りスッキリ。
隔板もリニューアル。
このマンションからは湯の川の夏の風物詩、花火大会が絶好のロケーションで見ることが出来、住民の皆様も大変楽しみにしておられます。
なんとか工程通りに終える事ができ足場の解体もあと一息です。
綺麗になったバルコニーから見る今年の花火大会はまた格別のものであって欲しいとは我々業者のささやかな願いです。
次の大規模改修はまた12年後。
したから見上げる軒裏の白さがひと際まぶしくそんな事を想いながらマンションを後にしたのでした。