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Oct 2015
ダム管理橋塗装その2
札幌では遂に雪が降ったニュースが。
熊石の山奥にあるこの現場も間一髪雪も前に終えることが出来ました。
ケレンが終わりまずは錆止め。
エキスパンドメタルの部分はエアレスで拭きつけます。
空いているスペースから塗料が飛び散らないようコンパネで押えて養生します。
続いて中塗り。
手摺の刷毛塗り班とエキスパンドメタルの拭きつけ班に分かれての作業です。
エアレスが塗料の粘度、シンナーの希釈率を気温・湿度を考えながら行い対象物の計上を見ながら圧力を微妙に変えます。
ガンも繊細なタッチを要求される熟練工ならではの作業です。
最後の上塗りです。
土木系の塗装工事では中塗りと上塗りは同じウレタン系でも施工管理の明確化の観点から色を変えます。
塗り残しがないようチェックを重ねて作業していきます。
発注者の検査状況です。
所定の膜厚が確保されているか確認して貰います。
もちろん問題なくクリア致しました。
寒空の下、綺麗に塗装された橋を見るのは本当に良いものです。
太陽の光を浴びて歩廊部分も輝いています。
これから何年もこの膜厚でダムの保守業務を守っていっていれる事でしょう。