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Nov 2015
沈砂池周辺塗装
冬の足音がそこまで聞こえてきていますが、前回続き土木系塗装工事の現場の様子をご紹介。
今回は北斗市の某所にある沈砂池と呼ばれる土木設備周辺の塗装です。
サンダーによるケレンから作業は始まります。
錆止めを塗っていきます。
中塗りです。
通常は上塗りの色より若干薄い淡彩系の色が多いのですが今回の仕様ではかなり赤みがかった色でした。
上塗りは土木系では定番の環境色です。
11月は艶引け(急激な寒暖の差で塗った直後に色が飛んでしまう事)との戦いです。
大きい面積の部分は午前中に仕上げてしまいます。
歩廊橋の裏も塗るためしっかりとした吊足場を掛けました。
なので裏面も丁重に塗りこんでいきます。
コタコタだった階段面も
この通り生まれ変わります。
巻き上げ機というダムのゲートを上げ下げする装置です。
塗り替えの塗膜でまた数年間この機械を保護します。
手摺もピカピカに。
これからの雪に備えます。
建物ばかり目が行きがちな塗装工事ですが、このようなインフラ設備の保護、延命化に貢献しています。
寒空の下、真新しい環境色に包まれた土木設備。無事工期内にお客様にお引渡しする事が出来ました。