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塗装のお仕事ブログ | ブログ

22 Jun 2018

塗膜の剥がれ

 今年の春先に立て続けに2本の電話が。
内容はどちらも「塗り替えして貰ったが剥がれてきている箇所がある」との事。

一昨年に塗り替えた北斗市のT様邸と

北斗市T様邸1

昨年に塗り替えた本通りのT様邸でした

本通T様邸 その1

冒頭写真は北斗市T様邸です。
本通りのT様邸はご覧の通り。

どちらもある特定の部分のみ塗膜が剥がれていました。
もちろん他の部分は健全な塗膜の状態です。
クレーム対応という事で万全を期し「暖かくなってからご対応させて頂きます」とお返事させて頂き、塗装のベストシーズンに入った先日
手直しに伺いました。

北斗市のT様外壁劣化部分にカッターを入れ浮いている塗膜を除去します。

健全な塗膜は傷つけないよう慎重に作業します。

除去した塗膜片です。カビが生えています。
やはりどこからか水が廻っているのが原因でしょうか?

微弾性フィラーを塗ります。
シーラーでも良かったのですが肉付けを厚くしたかったので下塗りは微弾性フィラーにしました。

シリコン中塗りです。この日は天気も良く絶好の手直し日和でした。

シリコン上塗りです。
実はT様邸最初に手掛けさせて頂いたときも正面2F部分が同じような剥がれ方をしておりました。
考えられるのは今回剥がれた部分も(塗替えた時には)既に脆弱な状態であったかも知れないという可能も。
正面の箇所は下地処理の上にシリコンを3回塗っており今回見た限りでは塗膜も良好な状態で、
もし今剥がれている箇所も同じ理由(サイディングの初期ロットが良くない)とすれば丁重に塗ってあげれば治まるはずです。
今回も念の為、シリコンをもう1回塗りました。

水が廻っている可能もある為、一級建築士の専務と屋根を調査します。
この年代の屋根は防水仕様になっておらずもし水が廻った場合どこかに伝わってしまいますが、今回の調査では特定は出来ませんでした。

手直し完成です。
初夏の日差しと相まってツヤのある美しい外壁に戻りました。
T様ご夫妻には上記のご説明をさせて頂きもしまた剥がれるようなことがあれば直ぐにご連絡頂くようお願い致しました。
あとはこのままもってくれるのを願うばかりです。

本通のT様邸。
こちらも浮いている塗膜の除去から開始です。

 

水が染みています。
完全に水が廻っているのが分かります。

ペーパーでケレンし下地調整をします。

剥がした塗膜と下地の厚さの差を考え塗装前にモルタルで下地処理をします。
接着材を塗り

モルタルを塗っていきます。
プチ左官屋です。

モルタルを丸1日乾かし微弾性フィラーを塗ります。

シリコンで仕上げをしていきます。

手直しの間に調査をするとこちらは原因が特定出来ました!
剥がれている部分の上部笠木がご覧のような状態に。
これだけ口が開いてしかも水が侵入した跡がはっきりと分かります。
原因は上部からの落雪でしょうか?

とりあえずコーキングで塞ぎます。
念の為、板金屋さんにみて貰ったところこの笠木通常ならあるべき下地が(恐らく)入っておらず押すとベコベコの状態で
従ってちょっとした落雪でもこんなに凹んだのではないだろうかとの見解でした。
コーキングしたことにより暫くは漏水の心配がありませんが、根本的な解決ではないでのその旨をT様にお伝えしお見積も
提出させて頂きました。

手直しの塗装も終わり元も姿に。
塗替えのご依頼を頂いて完成しても思ってもいない不具合が出ることもあるということを痛感しました。
しかし工事は生き物です。
建物の形状、経過年月、風の当り方、日当たり、メンテナンスの履歴。
ひとつとして同じ条件はありません。
また、不具合が出てしまう場合もあろうかと思います。
そんな時でも真摯にお客様と向き合う塗装店でありたいと願いながら2件の手直しを終え、お引き渡しをさせて頂いたのでした。

 

 

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