北斗市T様邸1
GWも終わり現場ラッシュの日々が続いておりますが今回は先日より手掛けさせて頂いている北斗市のT様邸塗り替えの様子をご紹介致します。
お見積もりに伺ったとき何より気になったのは道路に面した南面の劣化状況でした。
最初はコーキングのブリード材による汚染のシミかな?と思いましたが、劣化による欠損でした。
T様も勿論大変気にされており弊社もサイディングの1部取替えも含め社内検討会を開きました。
コスト、日数、耐久年数等を勘案し下地調整の後オール塗装での仕様にする事をT様にご提案させて頂きました。
下地調整の方法のパテ系のものからコーキング材まで様々なものがありますが、今回は欠損部補修の専用材菊水化学工業さんのBR工法で施工する事に致しました。
吸水材を塗布します。
通常簡易な下地調整ですとシーラーを塗って済ませる事が多いですが、専用の吸水材を使用する事により補修材の密着性を向上させます。
「軽量プレミックスポリマーセメントモルタル」と呼ばれる欠損部・断面修復材を塗りこんでいきます。
最後に補修部分が目立たぬようラスター刷毛とよばれる荒めの刷毛でぼかしていきます。
乾燥後の様子です。
南面は広範囲にわたり下地調整をおこないました。
判断の難しいところですがこの程度の欠損は塗膜で充分埋まると判断し、下地調整材は塗布しませんでした。
人目に付く南面、いくら良い補修材でも目立つような跡になる事は少しでも避けたいですからね。
また、今日のシリコン系の塗膜も非常に優れたものになっているのも要因のひとつです。
T様は建てられたハウスメーカーさんから「軒の出が殆どないので雨水の影響を受けやすくこうなったのでは?」との説明を 受けられたそうです。
そうは言っても実際に住まわれているT様にとっては切実な問題でなんとかしなければなりません。
下地調整も終わりいよいよ塗装段階へ。
その様子は次回ご紹介させて頂きます。