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塗装のお仕事ブログ | 塗装よもやま話

16 Aug 2012

弊社塗替え!

こんにちは!

今日からブログを開設する事になりました。
随時更新できるか自信ないですが仕事の合間を見ながら、塗装、塗替え、リフォームネタを
ご提供出来れば・・と思っております。

申し遅れましたが私、株式会社 東海林工業 工事部長の東海林圭と申します。

さて、わが社は会社を平成19年に新築したばかりなのですが一部サイディングに瑕疵があり
メーカー保証でサイディング部分を貼り替える事になりました。

もともとはセメント系サイディングの素地板で無塗装のテイストが大変気に入ってたのですが
メーカーの取替保証の条件として今回は塗装する事となりました。

設計担当の弊社専務と検討した結果、元々の素地板に一番近い色の3分艶にしました。
塗装の艶と塗膜の耐候性は密接に関係しており(艶があるほど対候性が高い)
近年デザイン重視でマットな(艶消し)カラーリングの住宅等が増えていますが
「家の塗膜による保護」と言う観点からはあまりお勧めできません。

しかし今回は設計当初からのデザインコンセプトをあまり変えたくないと言う事と
何かあっても塗装屋なので直ぐに塗替え対応できると言った点を考慮して思い切って
3分艶にしてみました。

3階建ての弊社にせっかく足場が掛かっているのですから築5年で少々早いですが
他の部分も塗替えしました。

正面左のデラクリート板(モルタルのサイディングバーションみたいな物です)
は「全艶の白」。
一般に塗替で白と言っても本当の意味での白は、ほとんど使用する事はなく
多少、黒や黄色等他の色が入っています。
それでも一般の方が見ればまず普通の白にしか見えませんが・・・。
モルタルのクラック追従性を考えて塗料はウレタンの弾性系を使用してます。

右側の杉の木貼り部分は木部保護塗装サドリンの「マースブラン」。
平成22年に増築した社長室部分はグラナダ弾性で色はKNO21Cと言うグレー色です。

そしてそれ以外を占めるのが今回貼り替えたサイディング部分で色は日塗工番号E19-75A
で少し薄めのグレーです。

設計当初から専務と練りに練ったカラーデザインコンセプトなので、塗替えても大変
気に行っています。

お客様との塗替えの打合せでも一番みなさん悩まれて時間が掛かるのが色決めなんです。
本職の自分達でさせ艶を落とすかどうかでこんなに悩んだのですから10年に1回するか
どうかでしかも大金を払うお客様にとっては色をどうするかは本当に悩み所ですよね。

弊社では場合によってはカラーシミュレーションも導入しながら設計の専門スタッフの
アドバイスも織り交ぜてお客様にベストの御提案をさせて頂きます!

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