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塗装のお仕事ブログ | 職人の技

26 Mar 2014

ものづくり匠塾

 

 昨日は函館市主催の「ものづくり匠塾」に参加して来ました。毎年、左官や建具など様々な分野の技能向上をテーマに優れた技能を有する地域外の技能士の方を講師としてお招きし開催しております。

今年は木工塗装(家具塗装)がテーマで講師の金子雅一先生は東京木工塗装技能士会々長、全技連マイスター、東京都優秀技能者知事賞受賞、

東京都立職業訓練開発センター講師などなどずらりと肩書きが並ぶ凄腕のマイスターであります。

1時間程の木工塗装の歴史のお話など座学から始まり、その後2時間掛けて実技をご講演して下さいました。

塗装と言うとほぼ建築塗装をイメージしますが(受講者もほぼ100%建築塗装工でした)その他にも木工塗装、金属塗装、噴霧塗装など様々な分野に分かれております。

昨日のテーマである木工塗装(家具塗装)は建築塗装がメインの我々も新築や改修の際に家具や木製の手摺などを手掛ける事も多く、非常に参考になる技術を惜しみなくご紹介下さいました。

勉強会や講習会と言えば眠気と格闘しながら・・のイメージが強いですが皆さん自分の生業のネタだけあり真剣に講師に一挙一動に注目しながらまた質疑応答も活発に行われていました。

個人的には講師のお話で東京の古い塗装屋は屋号に「渋」が付く所が多い=明治の頃の塗装と言えば柿渋を塗っていたから~と言うお話がとても印象に残りました。

「渋東海林」いや、シャレじゃないですけど渋いです!

弊社も昭和31年創業でかなり老舗の部類だと思っていたのですが、まだまだ古い歴史を持つ塗装屋がたくさんあるんですね。

金子先生、技術の伝承やいろいろな塗装の歴史のお話本当にありがとうございました。

 

 

 

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