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塗装のお仕事ブログ | 塗装よもやま話

30 Oct 2017

鉄骨塗装

 

北海道も珍しく台風の影響を受けていますね。

現場の段取り替えにも四苦八苦です。

今回は先日竣工した発電所内にある倉庫の鉄骨塗装をご紹介。

対象は倉庫内の鉄骨構造体で雨、風が当らないとは言え鉄の宿命で老朽化が目立ってきました。

鉄骨の塗装の仕様は普通なら錆止めを塗り上塗りするのですが今回はランニングコスト、耐久性、省工程を考え特殊エポキシアルミニアウムペイントをチョイス。

 

錆止としての防錆力もありながら耐候性もあるという非常に優れた製品です。

弊社も良くインフラ設備には使用いたします。

 

発電所内の倉庫と言う事で点検などに備え倉庫内のモノはあまり移動したりきません。

従って今回は足場を組まず高所作業車を使用しての作業となりました。

 

この高所作業車は通称「スカイマスター」と呼ばれ四方に伸びるのでとても便利です。

もちろん有資格者でなければ運転できません。

自分で最も作業し易いポジションまで移動し塗装します。

こちらは「シザース」と呼ばれるタイプ。

垂直方向にしか動けないので梁などの部分に使います。

元請様の写真を拝借です。

ケレンして

塗装1回目。

塗装2回目です。

広大な倉庫内では高所作業車の動線計画が工程のカギを握ります。

 

毎日、進捗状況をにらめっこしながらどこの部位にどの機械を使えば一番ロスがないか考えます。

 

作業しづらいアングルの裏側も丁重に塗ります。

基本、作業員の目視が全てです。塗り残しは許されません。

表のシャッターも塗り込み。

 

膜厚のチェックを受け完成です。

あの暗かった倉庫の内部が。

こんなにも明るくなりました。

塗装ひとつでこんなに明るくなるとは。

日々この倉庫でモノを出し入れし発電所を保守管理される皆さんが少しでも作業しやすくなれば

我々も塗装屋冥利につきます。

そんな事を考えながら綺麗になったシャッターを眺めながら現場を後にしたのでした。

 

 

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