26
Jun 2013
軒天塗装
前々回お伝えしたI様邸。
軒天や破風の劣化がかなり目立ち交換かどうか迷いました。
破風は通常トタンが巻いてあるか木をそのまま使うのが殆どですがI様邸は軒天の「ケイカル板」と言う材料をそのまま破風に使用しておりました。
まずはぼそぼそだった軒天・破風を塗装に適した下地になるまで根気よくケレン作業(上記写真)。その後高圧洗浄を行いました。
さてその後の塗装なのですが「ケイカル板」は通常「アクリル樹脂系塗料」や「AEP」と言ったものを2回塗って終わりなのですが、劣化の度合いから判断して
外壁と同じ「浸透性シーラー+水性シリコン2回塗り」の仕様に致しました。
上記はシーラーを塗布している所です。
軒天としてちょっと贅沢な仕様ですが、トータルで考えると軒天・破風全て交換するよりはトータルコストが抑えられまた、長期的な塗膜による保護も期待出来ます。
まさに「塗装による建物保全」。
さてメインの外壁ですが・・・。
色をかなりこだわり選びぬいていたI様御夫婦。
色見本帳をお渡しすること数日間。
どんな色になったかはまた次回御報告させて頂きます。