北斗市 K様邸その2
師走に入り年度末のドタバタで更新が遅れたことお詫び致します。
前回お伝えした北斗市のK様邸塗り替えの様子の続きです。
K様邸の破風は下地がプラスチック系のものでした。
しっかりとケレンしプラスチックが露出している部分と塗装が利いている部分との差を出来るだけなくして
通常のシーラーを塗らず「万能プライマー」と呼ばれる下地材を塗って行きます。
K様邸で一番の懸案事項だったは七重浜からの潮風の影響で屋根の塩害がかなり大きなダメージになっていた事です。
トタンの端部を1枚ずつケレンしていきます。
発錆箇所に錆転換材を塗って行きます。
従って発錆箇所には錆転換材+通常の錆止め+シリコン系屋根材2回塗りの計4回塗りとなります。
錆転換材塗布後です。錆面に浸透していきコーティングの役割を果たしているのが分かります。
外壁の下塗りの様子です。
サイディングの形状を考え刷毛で四角い部分を塗ってからローラーで四角の中を塗っていきます。
もちろん1枚1枚全箇所です。
果たしてこの四角は全部で何枚あるのか???
一度にローラーで塗ってしまえば楽ですが、塗りムラが出てしまい品質に大きな差が出てしまいます。
当然、下塗・中塗・上塗全て同じ作業です。
様々な下地調整を終え、最後の塗装局面へ!
屋根も塗る塗る
破風も塗る塗る
妻壁も塗る塗る
外壁も塗る塗る。
11月下旬お天気とにらめっこの日々でしたが、雪にもやられず無事に終えることが出来ました。
フィーラーで処理した例のバフバフ面がこちらです。
一部サイディングを取り替えた箇所は このように。
もちろん同じサイディングを取り寄せてしまえばそれに越したことはありませんが、
1.そのサイディングがまだ売られているのか(殆どの場合メーカーは数年で廃番にしてしまいます)
2.あったとしても張替えのコストと塗装のコストはどちらが安いか
3.そのの場所は人目につく場所なのか
などなど様々を事をトータルで勘案してお客様にご提案するのが私達の仕事だと思っています。
26年度の塗り替えとしては最後のお客様となって頂いたK様本当にありがとうございました!