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塗装のお仕事ブログ | 住宅塗装現場レポート

09 Jul 2015

日吉町Y様邸2

前回ご紹介の日吉町Y様邸。

さまざまな修繕を終えいよいよ塗装の開始です。

屋根も経年劣化が激しく一部下地が見えておりました。

屋根全体にケレンを行います。

これは錆ている箇所、劣化している場所だけではなく塗装する面全てに行います。

現在の塗膜の表面に微小なキズを付ける事によって表面積が増え塗料の食いつきが格段に良くなる為です。

 

破風も劣化が激しかったです。

昔は一般的だった木の破風。

トタンで巻いてしまう方法もあったのですがソリが激しくトタンを巻ける状態ではありませんでした。

良好な塗装下地を作るべくここでもケレン作業。

 

劣化した塗料を根気良く除去して行きます。

除去しきれず残った塗膜と木の下地の段差を少なくする為「ケンマロン」と呼ばれる道具で擦っていきます。

地味で延々続く作業ですが、後の塗装の食いつきを格段に良くします。

 

通常最初に行う事の多い高圧洗浄ですが、Y様邸のように多くのケレンダスト、ケレンカスが出るのが予想される場合、ケレン作業後に行います。

カスを吹き飛ばし清浄な塗装下地とします。

 

いよいよ塗装の開始です。

まずは屋根の錆止めから。

今回Y様がお選びになった屋根の色は「ロイヤルレッド」。

仕上がりの色を少しでも綺麗に見せるため錆止めも極力同系色を選びます。

今回は通称「赤サビ」と呼ばれる錆止めです。

 

中塗り上塗り作業です。ハゼ部分は刷毛でしっかり塗りこんでいきます。

 

大きい面積部分はローラーにたっぷり材料を含ませて塗っていきます。

 

壁面も塗装開始。

前回お伝えしたVカット部分。

少しでもキズ部分が隠蔽できるようなるべく厚膜に塗っていきます。

 

サイディング部分です。

前の色より少し濃い目なのが分かります。

壁の見切りは壁と同材で塗ります。

軒天が真っ白だからこそ壁の色も破風のチョコレートも引き立ちます。

ボロボロだった破風も丁寧に塗装します。

ほとんど下地丸だしだった為、吸い込みが激しく場所によっては5回塗りになっています。

 

完成です。

サイディングを取り替えた部分。

裏面で見えない箇所なので低コストの材料をご提案致しました。

 

Vカットした部分です。

亀裂が入り雨水の浸入が心配された箇所がしっかりと保護されてます。

補修後も最小限に収まりました。

 

破風もご覧の通り。

大工による補修もしっかり行っているので安心です。

下地まで見えていた屋根。

夏の日差しを浴びてここまで生まれ変わりました。

今年の冬は驚くほど雪の滑りが良いでしょう。

 

全て完成し先日無事Y様にお引渡ししてまいりました。

実はY様とのご契約は通常とは少し違った内容で詳しくはお取引内容に関する事なので申し上げる事が出来ませんが

「業者を信頼して下さるお客様は結果的に得をする」と言った所でしょうか。

HPから弊社を見つけて下さり、ご商談の上お仕事のご依頼して頂いたY様。

実は本もご出版なされている著名なコンサルタントの先生で著書まで頂いてしまいました。

先生に頂いたご本で経営の勉強をしながらまた現場では技術の研鑽に励みたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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