住吉町 O様邸その2
様々な前処理を終えいよいよ塗装班の乗り込みです。
屋根や外壁のケレン作業に取り掛かります。
外壁はモルタル修繕は終えていますが塗膜が浮いている箇所は塗装側で補修するので丁重に脆弱部分を除去していきます。
ケレンを終えると高圧洗浄で洗い流しです。
塗らない部分を養生してから塗装開始。
外壁はモルタルで左官作業で拾いきれない細かいヘアクラックに対応するためフィラー系の下塗材をチョイス。
モルタルを塗った部分にタイルを拭きつけ回りと模様を合わせます。
肌合わせと呼ばれる作業です。
既に吹付けてある回りのタイル模様に合わせる熟練のテクニックが必要です。
中塗り作業です。
既にフィラーは塗装済みですが既存のブルーが強い為、下塗材を透過してみえます。
続いて上塗り作業。
光の加減で白っぽく見えますが既存の色を少し薄くしたブルーが入っています。
屋根の錆止めを塗ります。
中塗りです。
最後の上塗り。3回塗りは艶が全然違います。
2F屋根完了です。O様もなかなか見る機会がないでしょうがまたこれで10年雨、雪から母屋を守ってくれるでしょう。
外しておいてある樋を今のうち塗っておきます。
プライマーを入れて屋根と同じシリコン系を塗布します。
最後に新しい格子を取付ます。
アルミの格子は軽い!
それでいて丈夫です。
塗った樋の復旧です。
綺麗でスッキリしました。
1Fの屋根は足場のベースがこれだけ触っているので足場撤去後に塗装することにしました。
バルコニーの下に潜り込み塗りずらい部分の外壁の塗装です。
足場がなくなりスッキリした1F屋根の塗装、なんの障害もなく作業もはかどります。
冒頭でケレンしていた部分の外壁です。
どこが塗膜欠落していたかお分かりですか?
これぞプロの技です。
1Fの屋根も終わり完成です。
元々の色だったブルーを基調に少し大人っぽく色調を落とした外壁。
屋根は赤錆色から新ブラウンへチェンジしました。
O様ご夫妻も大変気に入って下さって、無事お引渡し出来ました。
また、工事中は何かとご配慮戴き本当にありがとうございました!