日吉町 N様邸屋根塗装
日を増すごとに寒さが厳しくなってきておりますが現場で汗をかき働く職人には調度良いベストシーズンでもあります。
今日は函館市日吉町のN様邸の屋根塗替えの様子をご紹介。
N様からお見積もりのご依頼を受け調査をしたとこと正直「葺き替え」の方が良いのでは?と言う位に劣化が進んでおりました。
屋根の返し部分も長年の塩害の影響で発錆が著しい状態でした。
しかし2Fの屋根は数年前の葺き替えたようで状態は良好でした。
外壁も経年劣化が進んでおり足場を掛けるのであればこの際外壁もとご提案させて頂きましたが今回はご予算の都合上
見送りに。
まずは入念なケレン作業からスタート。
作業しずらい返し部分は色々な工具を駆使してケレンします。
高圧洗浄します。ケレンで出たくず長年堆積したホコリ、そしてなにより大切なのが「塩分の除去」です。
調査の段階では分からなかった淀部分の開き。
職人の指摘が分かりました。無論このままでは雨水が入りこむ原因となってしまいます。
板金屋さんに来て貰い修繕します。幸い下地まではやられていませんでした。
念のため淀部分は多めにビスで補強しておきました。
こうして建築部があることにより塗装以外の修繕もすぐに対応できるのが弊社の強み。
これで安心して塗装工程に進めます。
発錆部には錆転換材を塗ります。
誤解されている方が多いのですがあくまでケレン低減材であって錆止め効果はありません。
この上にキチンと錆止めを塗らなければなんの意味もありません。
その錆止めです。
こちらは2Fパラペット部分。
刷毛でダメ込みを行いローラーで塗っていきます。
中塗り上塗りです。
天候も良く作業はかどります。
完成です。
秋空の下ツヤがまぶしく光ます。
パラペット部分。
そして1F屋根です。
冒頭の写真と見比べて下さい。
葺き替えと同じレベルとは申しませんが劇的に屋根のコンディションが回復致しました。
これもケレン→高圧洗浄→錆転換材→錆止め→中塗り→上塗りと計6工程を重ねたお陰です。
安値優先で1回塗り!ではこうはいきません。
屋根の塗替えをお考えの方にもぜひ一考して頂きたい部分です。
N様この度はありがとうございました。