深堀町 A様邸その2
深堀町のA様邸塗替えのその2です。
意外と状態の良かった屋根の塗装からスタートです。
破風周りはやはり白錆びが浮いていたので根気良くケレンして除去します。
錆止を入れます。
続いて中塗り。
この時期になると屋根を塗れる時間も限られてきます。
毎日が段取りの真剣勝負です。
上塗りは最後の仕上げなので特に気を抜けません。
露を丁重にブロラーとウエスで除去していきます。
水分が少しでも残っていれば当然ですが品質にも影響します。
外壁にシーラーを入れます。
サイディングの状態が良くないので2液の溶剤タイプの強化シーラーを選択しました。
中塗り、上塗りと工程を重ねます。
気温と日の当る面、残り時間を計算しながらの作業です。
トタン貼りした部分ももちろん錆び止めから塗装です。
倉庫部分や
意匠の三角壁などを仕上げ完成です。
冒頭の屋根の写真を見比べてみて下さい。
ボロボロだった北面補強もばっちりです。
人目に晒される場所ではないのでコストを抑えこれて充分だと思います。
倉庫裏面もこのように。
同じ色で塗ってあり面が違うのでサイディングとの違和感もありません。
結局、お隣様とほぼ同時に終わり足場のセットバックは出来ず裏面は最後まで狭小での作業を強いられましたが、ハンデを乗り越え
綺麗に仕上げました。
不安定な天候で思った以上に工期が掛かってしまい大変、ご迷惑をお掛けしたにもかかわらずとてもご丁重にお礼の言葉を
掛けて下さったA様には私どもスタッフも感謝の言葉しかありません。
見違えるように生まれ変わったA様邸。
かなり早い函館の降雪ですが、ご自宅を保護してくれ快適に過ごして下されば本当に嬉しく思います。
さて、1年間このBLOGをご覧になって下さっている皆様。
今年も本当にありがとうございました。
実際の塗装の現場の様子をお伝えしたくて書いているこのBLOGですがお見積もりや打ち合わせに行くと驚くほどの確率で
「BLOG見てますよ」と仰って頂きます。
この拙いBLOGが塗替えや塗装によるメンテナンス・修繕をお考えの皆様の少しでもお役に立てれば筆者としてこんなに
嬉しい事はありません。
冬季は更新回数も減りますが来年もまた、このBLOGを通じ塗装の様々な事例を発信していきたいと思います。
来年が皆様にとって素晴らしい1年となります事をご祈念致します。