日吉町S様邸塗り替え その2
暖冬で雪解けが早いと思えば一転なかなか気温が上がらず本当に天候の気まぐれにはここ数年悩まされます。
さて、S様邸塗り替え建築、防水が終わりいよいよ塗装班乗り込みです。
薄いアイボリー色のS様邸屋根。長年溜まった泥を高圧洗浄で洗い流していきます。
ケレン作業も大切な下地調整、ゴシゴシと発錆がない部分も丁寧にブラシを掛け下塗り材が乗りやすい状態を作ってあげます。
実はこの時期、連日黄砂の警報が出ており高圧洗浄終了後にも黄砂にやられてしまいました。
もちろん毎回ブロアーを掛け清掃し塗装下地として万全の状態にします。
S様は屋根色をホワイトでお選びになったので錆止めから一貫してホワイトで塗装です。
春の太陽の下、ホワイトはとても眩しく映えます。
外壁も下塗り開始。高性能万能下塗り材。
いくら高い上塗り材を使っても下塗り材が低グレードだと効果も半減します。
塗り替えの定番となった弱溶剤型シリコンを中塗り上塗りと進めていきます。
軒天も仕上げていきます。
S様からのご提案で劣化の激しかった西面は上塗り3回塗りに。
袖壁を撤去しだいぶ雨仕舞いが良くなった西面ですが、それでも隣家とのスペース等コンディションが
あまり良くないことを考えると「塗膜で耐候性をつける」という考えは大いにありかと思われます。
もちろん費用との兼ね合いもありますがなによりお住まいになっているご自身がご自宅のメンテナンスを真剣に考えるのは一番大切な基本だと思います。
完成です。
ホワイトの屋根は本当に美しく外壁も高級建材がより引き立つよう半艶にして品良く仕上げました。
あのボロボロだった西面も生まれ変わりました。
昨年からご依頼を受け、今年まで待って下さり様々なご提案にも快く応じて下ったS様には感謝しかありません。
また、10年後弊社でお仕事させて頂くことを約束し現場をあとにしました。
S様本当にこのたびはありがとうございました。