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Sep 2021
変電機器の塗装 その2
いよいよ塗装工程に入ります。
作業に頂いている期間は3日間。タイトではありますが停電した作業をする
変電機器塗装の宿命です。
エアレスを使用するので 機械の調整から始まります。
気温、湿度、対象機器の温度、風向き等考慮し圧力や希釈度合いを決まていきます。
ポールガンという長いガンで吹き付けします。
ラジエーターフィンの奥にまで吹き付けるのに欠かせぬ道具です。
小さな機器は刷毛塗りで行います。
ボルト廻りは入念に刷毛を動かします。
上塗りの吹き付けです。
錆止下塗りと上塗りは色が似ているので吹き残しがないよう気を付けながらの作業です。
エアレスでの吹き付けはどうしても塗料の流れが出てしまうので相方が長柄の先端に刷毛を取付て流れたと塗料を馴らしていきます。
最期のダメ直し、清掃を行い完成です。
決まられた作業期間の中でスタッフの頑張りで無事仕上げることが出来ました。
こういった設備のメンテナンスで今後も機器が障害なく機能し道南の電力の安定供給に貢献出来れば嬉しいですね。