雨漏り対策
九州を襲った豪雨。
被害に合われた方のご冥福を心からお悔やみ申し上げますと共に
一日も早い復興をお祈り致します。
さて、本日は函館市 日吉町K様邸の修繕の様子をご紹介致します。
ご依頼を受けて伺ったK様邸。
開口一番 東海林工業さんには昔から大変お世話になっているのよとのことでした。
聞けば 弊社の創業者である祖父の時代にK様のお亡くなりになったご主人様が50年ほど前に弊社の仕事をして頂いていたとか。
歴史の重みを痛感すると共に 本当にありがたみを感じました。
さて、お宅お邪魔させて頂き 2階の天井をみると雨漏りの後が。
建物自体の老朽化もかなり激しい為、雨漏りの原因の特定はなかなか難しいです。
K様はご高齢で この住所にあと何年住めるか?といったところや予算の関係もあり ご予算をお伺いした上で心配な箇所を全てつぶし修繕のご提案をさせて頂きました。
屋根は数年前に塗替えしたことがあり、雨漏りの原因となるような箇所は見受けられませんでした。
怪しいのは煙突廻りとクラックが目立つ東面の外壁でした。
なので、煙突は板金で巻き、東面の外壁は下地調整の上塗装。
屋根もせっかくなので全面塗装のプランでいくことに致しました。
屋根は塗替えしているとはいえ 10年以上前で雨漏りの原因ではないといえ
そろそろ塗らないと劣化が目立ってきており塗装することに。
問題の外壁部分。
左官で補修する、防水材で補修する、あるいは上からサイディングを貼ってしまうというプラン様々検討しましたが全て塗装で賄うことに。
但し クッラク部の補修はしっかりと行わなければならなので
塗装工で出来る下地調整材でしっかり補修します。
まずは先に浸透性のシーラーを塗布。
その後 クラック部分を補修していきます。
正式には欠損部補修・断面修復用軽量プレミックスポリマーセメントモルタル
と言う製品ですが左官屋さんに頼むより安価で素早く出来ます。
また、全て塗装工で出来るので工程管理もやりやすくなります。
もちろんクラックの度合いにより左官屋さんに登場して貰わなければならない場面もありますが、弊社ではこの工法を非常に重宝しております。
中塗り 上塗りをして完了です。
煙突も板金屋さんにキレイに巻いてもらいました。
煙突部分からの漏水が一番怪しかったのでこれで一安心です。
長期に様子を見てみなければなんとも言えませんが 今のとこと雨漏りはしていないようです。
祖父の代からのご縁で お仕事させて頂いたK様。
予算との兼ね合いの中、ベストと思えるご提案をさせて頂き長年の悩みの雨漏りが止めることが出来また、建物の延命化に貢献でき業者冥利につきます。
K様本当にありがとうございました。
このお家でまだまだ長生きして下さいね。