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Oct 2019
燃料タンク塗装 その2
最近めっきり朝晩の冷え込みが厳しいですね。
さて、燃料タンク塗装の現場レポート第2弾です。
今回は厚膜型の重防食仕様の塗料だったので弊社のエアレスからキチンと
噴霧できるか事前にテストしました。
結果は大丈夫で安心して現場に乗り込みました。
錆止め1回目の吹き付けです。
シンナーの希釈もキチンと計量して行います。
1工程毎にウェットゲージで湿潤塗膜の管理をします。
所定の膜厚がついていない箇所は補修吹きです。
錆止めの2回目の吹き付けです。
写真では分かりずらいですが1回目の錆止めと多少色が違います。
中塗りの開始です。
上塗り時材なので艶が出てきています。
天板部分です。
塗料のツヤがはっきり分かりますね。
また、天板部分は足を踏むのでインターバルの確保が絶対条件なので一番最初に吹いて
少しでも次の工程まで時間を取りより乾燥させます。
上塗りの吹き付けです。
もう艶がはっきりと出ていますね。
高対候性塗料でこのタンクを紫外線や水から守ります。
吹きモレ、塗膜の薄いところ、タレているところなどを刷毛で直します。
細かい部分も見逃さず最終チェックです。
無事塗装が終了しネットを外し足場解体です。
完成です。
塗装工程では残暑が酷く現場はネットを張って要る為、蒸し風呂状態でした。
やり遂げてくれたスタッフ達には感謝です。
タンクならではの形状、電動工具でのケレンが出来ない、厚膜型の重防食仕様である
など難しい課題のたくさんありましたがピカピカに綺麗になった燃料タンクを
見てまた、施設の管理者の方からもねぎらいのお声がけを頂き苦労も吹き飛びました。
また、くるぞ奥尻町!