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Nov 2023
環境調和型変電所の塗り替え その3
あれほどの猛暑がウソのようにめっきり寒くなってまいりました。
来月にももう雪です。弊社でも駆け込み工事で毎日てんてこまいです。
さて環境調和型変電所の塗り替え 外壁編です。
微弾性フィーラーで厚膜に塗りながら下地を作っていきます。
専用のローラーのたっぷり塗料を含むため結構重く1日やるとベテラン職人でも手首が痛くなります。
たっぷりと塗膜そしてテクスチャーが付いているのがわかります。
このテクスチャーは美観性の向上と将来多少のヘアクラック入った時にも追従出来る機能があります。
下地がしっかり乾燥するのを待って中塗り開始です。
こちらは面積の多いオレンジ面です。
こちらはベーシュ面です。
白い下地に鮮やかに色がたってきます。
オレンジとベージュの取合い部分です。
刷毛さばきだけでラインを出していきます。
まさに職人の技です。
SDは外壁のオレンジに合わせて。
ここでも内壁との取り合いに気を付けます。
フェンス類も同じくオレンジで仕上げます。
塗り終わった外壁に塗料をつけないよう細心の注意で作業します。
最後の清掃まで気を抜かず丁寧にお仕事です。
変電所というと無機質で殺風景な感じが多いですが街中にあり周囲との調和に気を配って設計された
環境調和型変電所。
そのリニューアルに携わることができ嬉しく思います。
また十数年後の塗り替えの時には近隣のお子様たちは立派な社会人になっていることでしょう。
好天の中、お客様へのお引渡しを終え、変電所をあとにしたのでした。