富岡 T様邸塗替え その2
暑いお盆になりました。弊社は休みなく仕事させて頂いております。コロナ渦で仕事の激減されているところが多いなか嬉しい悲鳴です。現場がひと段落したら職人さんにはお休みとって貰います。
さて、T様邸塗替その2ですが診断の結果目立った外壁の劣化は見受けられませんでしたが、釘部分も微小な割れが少しあったのでシーラーはサイディング専用のものを選定。
最近のシーラーは下地と上塗り材の密着を良くするという本来の目的の目的の他に、多少の劣化やクラックにも対応するという補修の役割も担ってくれるのでとても便利です。
中塗り、上塗りのこちらはアイボリー部。毛足の長いローラーで塗料をたっぷり含んで塗っていきます。
こちらはブラウン部分。
取り合い部分はサイディングの模様じたいが真っすぐではない為、どうしも波を打つので何度も微調整しながら刷毛でラインを出していきます。
ブラウンの下がアイボリーの場合仕上げた部分にブラウンのと塗料が飛ばないように養生してからの塗装です。
バルコニーの床部分、当初はお見積りに入っていませんでしたがサービスで塗装させて頂きました。プライマーを塗りウレタン系の塗床材を塗布です。
破風や軒天を仕上げてほぼ完成です。
基礎部分は弊社では塗装はあまりお勧めしませんが(雪国の北海道では雪が積もる→春先に溶けたあと屋根からの雪解け水で跳ね返りを受けるの繰り返しで塗装が剥がれやすくなる)T様邸は既存塗ってある状態だったので今回は塗装しました。防もや防かび機能のあるアクリルタイプです。
裏玄関部分にある小さい階段。木製にsopと言う昔ながらの工法で仕上げてありました。
SOPが悪い分けではありませんが造膜するタイプですので木が水を吸ったり吐いたりにだんだん追従出来ず独特と剥がれ方をしまうす。
ここは足場解体後に作業。オービタルサンダーでがっちりケンレして木材保護系塗料を塗ります。「コンゾラン」という函館市の歴史的建造物にも良く使われる塗料で値段は結構それなりにしますが非常に木との相性も良く品質に優れたものです。
おおよそ3週間の工期で全てを終了致しました。
2色のコントラストが陽の光を浴びると本当にきれい。1年越しで弊社の施工を待って頂いたT様ご夫妻には感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました。