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Feb 2020
鋼橋技能検定試験
今年は本当に雪の少ない冬で今日の函館はこの時期としては異例の8℃です。
午前中 見積に一緒に行った職長と屋根塗りなら今日出来るねと話しあってました。
さて、本日は先日行われた鋼橋塗装技能検定のお手伝いの様子をご紹介します。
塗装業の就労者数の減少もあり年々 技能検定の受験者数は減ってきております。
塗装の技能士資格は大きく分けて建築塗装と鋼橋塗装の2つがあり、建築塗装は夏に鋼橋塗装は冬に開催されます。
塗装を生業とする我々にとっても技術の継承、職人の育成、職人の社会的地位の向上など様々な観点で大切なイベントであり、2日間お手伝させて頂きました。
初日は会場設営から始まります。
冬で少し鈍ったカラダ(?)を動かします。
皆、若かりし頃は受験生だった親方です(^^)
2日目はいよいよ本番です。
午前中に実技試験の講習会が行われ、試験項目の対策を教えます。
みな現場で見せたことのない表情です。
お昼を挟んでいよいよ午後からは試験開始です。
試験官から注意事項等の説明があります。
ちなみに種目は1級、2級と別れておりますが会場は一緒です。
さあ、試験開始です。
受験生の緊張がこちらにも伝わってきます。
ちなみに1級建築塗装技能士を取得していれば、学科は免除ですが持っていない者は別途学科試験を受けなければなりません。
毎回 技能検定のお手伝いに行くたびに若い受験生と触れ合いこの業界の未来に思いをはせ、そして初心に忘れていた部分と向き合いとても新鮮な気持ちになります。
今回の受験生も全員とても真摯な態度で試験に臨んでおり 皆の合格を祈念して2日間のお手伝いを終えたのでした。