12
Oct 2018
変電所本館塗替え その2
すっかり秋模様となり冬への足音も聞こえてきそうな気配です。
さて、変電所本館塗替えの様子その2です。
足場の仮設も終わりコーキングの打ち替えです。
撤去には電動の工具を使います。
撤去する場所にもよりますが最近はカッターより電動が主流です。
やはり早い!
電動工具が入りずらい場所はカッターで撤去します。
撤去したところです。
綺麗に取れています。
コーキングの材料は固まらないように攪拌機で練り続けます。
テープを両面に貼っていきます。
このテープ貼り一見、簡単そうに見えますがとても大切な作業です。
コーキング工の新人はこれをひたすら何万メートル分もやらされます。
テープを貼る箇所が平滑ではない事が多くきちんと接着していないとコーキング材
がよこから溢れてしまいます。
指でおしながらテープがきちんとくっついているか確認しながら全ての箇所に貼っていきます。
打ち込み前にプライマーを塗ります。
躯体とコーキング材を密着させる役割です。
コーキング材を打ち込みます。
10×15のスペースに万遍なく充填します。
ポイントは空気を巻き込まないことです。
空気を巻き込んでしまうと後から穴があいてしまう原因になります。
打ち終えたコーキング材をヘラで慣らしていきます。
このヘラは各職人が形状に合わせてオリジナルを作成します。
養生期間を1週間ほどとり次はいよいよ塗装工程です。