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Sep 2018
変電所本館塗替え その1
震災の余波もだいぶ落ち着き止っていた工事も少しずつ動き始めています。
ブラックアウトの問題で色々議論されている電力設備ですが、タイムリーに変電所本館の塗替えの様子をご紹介致します。
外壁の修繕には当然足場が必要です。
縁の下の力持ちでなかなか注目される事が少ないですが建設の仕事にとっては絶対必要なものです。
普段は掛け終えている完成した足場の姿しか見ておらず力仕事のイメージが強いですが、とても緻密な施工力が要求されます。
足場の一番下を支えるジャッキベースを設置します。
ジャッキベースの上に縦部材を組んでいきます。
外壁との離れを一定に保つため、一箇所掛けるたびに計測していきます。
微妙なズレもこの段階で修正しないと後が大変です。
次に横材の水平を確認します。
これも下で水平がズレていたら足場上部に行くほど大変な事になるので正確に測ります。
縦方向の資材も水平を確認します。
これが曲がっていたら上部に行くほど・・・。
危険箇所、電力設備の入っている場所の確認を電力会社さんの担当者と確認します。
いかがですか?
足場の組み立ては繊細な手順の上に成り立っていてその集大成がこのような立派な足場になっています。
外装の工事の様子を順を追ってご紹介致します。