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塗装のお仕事ブログ | 住宅塗装現場レポート

26 Nov 2014

北斗市 K様邸その1

いよいよ師走が近づいてまいりました。

企業様、自治体関係の工期が決まっている工事を除き一般の塗り替えのお客様は本年度最後となります。

又、お見積をさせて頂いているお客様にも大変恐縮ではありますが工事は来年なる旨をお伝えさせて頂いております。

今回は北斗市のK様邸塗り替えの様子をご紹介致します。

K様邸は数年前に塗り替えをされており又、ご自身でも補修塗装を行うなどご自宅のメンテナンスにとても意識の高い方です。しかしながら外壁・屋根とも経年なりの劣化が見受けられました。

 

特にサイディングが水を吸ってしまってボロボロになった箇所があちらこちらと。

 

換気口の下はその形状から湯気によりバフバフになってしまい、換気口・サイディング共に交換する事にしました。

 

幸いここは裏面の目に付かない箇所なので、建材も同一材で購入せず弊社の在庫品サービス対応させて頂きました。

 

その他の脆弱部はまずカワスキやスクレッパー等で弱い塗膜を落としてしまいます。

 

次にケンマロンと呼ばれるナイロン製の不織布でケレン作業行い、塗膜が残っている箇所との段差を極力なくしていきます。

この状態でフィーラーと呼ばれる下地補修材を塗っていきます。

 

 

 

補修材としてはエポキシパテ等さまざまなものがありますが、窯業系のサイディングの場合フィーラーで処理した方が下地調整としては一番良いです。

欠損部の面積、目に付く場所かどうか、となり合った模様との比較、上塗り後の隠ぺい力等総合的に勘案してどんな下地処理が良いか決めます。

今回はフィーラーで行いましたがイメージとしては左官屋さんに近いです。

 

 

フィーラー塗布後1日完全に乾かします。

これで強固な下地となり後は塗装待ちです。

 

又、K様から降雨時に天窓からの漏水が あるので何とかして欲しいとのご要望がありました。

天窓は本当に工事屋泣かせで、通常はなんでもなくてもある一定の風向きや風圧の時に雨水が浸入したり毛細管現象が原因だったり、そもそもトタン側に問題があるのか

天窓側にあるのかも不明な事が多くなかなか原因を特定できません。

天窓を取り替えるとなると金額的にも工事的にも大掛かりになるので今回はシーリングを徹底的に打つことで対応する事にしました。

しっかりとテープでライン取りしながら実に5重に渡ってシーリング致しました。

写真では分かりにくいですが、窓を留めているビスにもシールし トタンとの取り合いの最下部は3センチもの幅でシールしてあります。

ここまでしっかり施工すれば雨水は入らないはず・・・。

様々な処理を行いながら、いよいよ塗装工程にはいります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

脆弱になっている部分を削り取り落としきります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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