北斗市T様邸2
北斗市のT様邸塗り替えの様子その2です。
下地調整も万全に終わり塗装に着手。
シーラーは下地調整部分は別途入念に塗装し吸い込み止めを強化します。
その上で全面にシーラーを塗布。
既存のサイディングは様々な色の要素が入っており、塗り替えするとどうしても単一色になるため、ボヤケ感が出てしまわないか心配しました。
色彩の面積効果のお話等、T様にはアドバイスさせて頂き色見本帳をお渡しする事1週間。
チョイスされた色は日塗工15-75Aでした。
既存の黄っぽい部分と赤っぽい部分で赤の方に主眼を置いて色合わせされたそうです。
玄関前の外壁で試し塗りT様もイメージ通りとの事で上塗り開始です。
問題の南面は上塗を3回塗りとしました。
下地処理した部分はシーラーも別途塗ってありますのでシーラー2回、上塗り3回の計5回塗りの仕様になりました。
塗装によるメンテナンスにも勿論限界はありますし、場合によってはサイディングの張替えの方が良い場合もありますが、
塗り替えをご決断下さったT様の為にも!と職長も一丸となって考えてくれました。
建物の収まり上や構造上安易には安心出来ませんがまずは課題の1段回目をクリアー出来たのではないかと思っております。
側の道路に面するの人目に付きやすく下地補修も美観性も考慮しながら慎重に行いました。
劣化していた外壁もご覧の通り。
屋根は築年数の割りには良好な状態でした。
今回の塗り替えでまた一安心。
破風はトタンではなくこのハウスメーカー特有のプラスチック仕様。
プラスチック用のプライマーを塗って上塗りするという方法もありますが、密着がひまひとつの事例も多く、
また材料に特性上そう簡単には劣化しない為、今回は塗装見送りいたしました。
完成です!
T様に無事お引渡しする事が出来ました。
課題だった南面の状況は折に触れて経年観察して行きたいと思います。