七飯町大川 K様邸塗替えその2
七飯町大川のK様邸濡塗替えの第2弾、塗装前の付帯工事も終わりいよいよ塗装班の乗り込みです。
K様が最も懸念されていたサッシ周りの塗装。
既存は多分SOPと思われる塗料が塗られており、微秒に利いてる部分と剥離している部分が混在しておりました。
勿論、理想は塗膜を全て除去する事ですが現実的には工期的、コスト的にも不可能です。
「カワスキ・マジックロン等の手によるケレン作業で落とせるだけ落としきる」と言う地味な作業を続けるしかありません。
ここの作業が新規に塗る木部保護塗料(コンゾラン)の今後の寿命の明暗を分けます。
このコンゾランの良いところは既存塗膜が残っている場合でも良く密着してくれるところです。
ケレン作業によって完全に木下地が露出していれば最高なのですが上記の通りそれは現実的には無理。
そうなると「既存塗膜との密着性」が施工精度に大きく関ってきます。
結局ケレン作業には丸1日かかりました。
さあ、塗装の開始です。
刷り込むように塗っていきます。
小口部分は目地刷毛で。
外壁のシーラー塗装です。
木部に比べ外壁は多少の経年劣化はあったももの比較的良い状態でした。
K様ご夫妻が最後まで迷われたのが外壁の色。
結局、既存の色合わせという事になりました。
日塗工の見本帳で合わせて近似色しかなくその中で一番近いものを選びました。
写真では少し青っぽく見えますが青系は時間が経てば色がのぼるので既存にち調度良い感じになるはずです。
凸凹があるので刷毛とローラーを駆使しながら塗りムラがないよう施工します。
屋根もしっかり3回塗り。
外壁同様、屋根も比較的良い状態でした。
また、10年しっかり保護してくれるでしょう。
サッシ周りの隙間がきになるとのK様からのご要望でコーキングを打ちました。
完成です。
禿げてボロボロだったサッシ周りもすっかり綺麗に。
じつは隣接する車庫もあり同じ色で仕上げました。
お見積段階からご施工中まで様々な宿題を頂きましたK様。
家の保護に最も大切なのは何よりもご自分の目で観察し、問題意識を持つということです。
K様のご自宅に対する熱いマインドは我々もとても勉強になりました。
また、10年後塗替えのご依頼を頂けることを楽しみにしてお引渡しさせて頂きました。